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秘密保護法廃止や改憲反対訴えデモ 広島

 市民団体「秘密法廃止!広島ネットワーク」と「広島県9条の会ネットワーク」は3日、広島市中区で秘密保護法の廃止や、改憲反対を訴えるデモ行進をした。

 原爆ドーム前に約350人が集まった。日弁連憲法問題対策本部の伊藤真副本部長(55)が「憲法を守り、秘密法を廃止し、正しい情報の下で自由な発言や行動ができるよう声を上げよう」とあいさつ。参加者は「9条守ろう」「秘密法廃止」などと声を合わせながら、広島中央郵便局までの約1・2キロを歩いた。

 西区の保育士吉川継史さん(34)は「秘密法は国民の知る権利を侵害する恐れがある。子どもたちの未来のためにも廃止を訴えたい」と話した。秘密法廃止!広島ネットワークは、県内で秘密保護法廃止を求める署名を集めている。

(2014年5月4日朝刊掲載)

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