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2014ひろしまFF 羽ばたけ未来へ はじける郷土愛 核兵器・震災 取材や交流紹介 中国新聞ジュニアライター

 2日目を迎えた2014ひろしまフラワーフェスティバル(FF)。4日は広島市中区の平和大通り沿いのひろばやステージが大勢の来場者でにぎわった。平和の輪を広げようとする学生、アイドルになりきって踊る少女、ステージで躍動する中高年たち…。思い思いの花が咲いた。

 平和をテーマに取材・活動する中国新聞ジュニアライターがゴールデンシャワーステージで、手掛けている記事や県外の若者との交流を紹介した。

 中学1年から高校2年までのジュニアライター26人が参加した。これまで話を聞いた被爆者の顔写真を貼るなどした「ジャンボ紙芝居」を掲げ、「平和」のページの記事「記憶を受け継ぐ」などを説明。東日本大震災の被災地の高校生と音楽で交流した昨年3月の催しも報告した。

 続いて、原爆や核兵器に関する「ピース検定」を開催。「核兵器を持っている国は何カ国か」などとクイズを出し、家族連れたちが挑んだ。

 紙芝居制作に携わった高校1年の鼻岡舞子さん(15)は「来場者が見やすいように写真の貼り方などを工夫した。平和への関心がさらに高まってほしい」と話していた。(水川恭輔)

(2014年5月5日朝刊掲載)

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