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アフガン支援へ 広島で慈善寄席 笑福亭鶴笑さん17日、18日は北広島 現地活動費募る

 アフガニスタンの子どもたちを元気づけようと、現地で寄席を計画する落語家笑福亭鶴笑さん(54)たちのチャリティー寄席が17、18日、広島市と北広島町の計4カ所である。同市の有志でつくる「応援する会」が企画し、活動費を募る。(奥田美奈子)

 笑福亭さんは8月、手品師や落語家たち4人でつくる「チームお笑い国際便」の一員として、首都カブールを訪問。難民キャンプや学校で、人形を使う「パペット落語」や手品などを披露し、食品や薬も届ける。

 応援する会は、障害者と地域の交流施設を運営するNPO法人夢の広場ようこそ(安佐北区)の池岡洋子理事長(58)たちで構成。2012年に笑福亭さんをイベントに招いたのが縁で、池岡理事長は「障害や高齢、紛争などで娯楽に親しむ機会のない人のために、どこへでも向かう姿勢に共感した」と話す。

 チャリティー寄席では、笑福亭さんが落語や切り絵を披露。アフガニスタンの現状も報告する。17日は、中区の原爆資料館東館(午後0時半、定員300人)と西区の横川シネマ(同4時半、同100人)で、18日は北広島町大朝の「ポロンピーガロン」(午後1時半、同30人)と「土居田屋」(同5時半、同30人)である。

 全席自由。2500円。横川シネマで購入する。電子メールでの申し込みは、前日までに件名を「アフガン寄席チケット」とし、会場名と枚数、名前、携帯電話番号を記入し、i‐kei@hicat.ne.jpへ。同会Tel090(5706)2497。

(2014年5月9日朝刊掲載)

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