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平和の巨大画 お手伝い 周南 南陽幼稚園140人 山口県内で初

 山口県周南市福川の南陽幼稚園の園児約140人が8日、全国の子どもの絵をつなぎ合わせる「世界一大きな絵」作りに参加した。全国の自治体・団体で40番目、県内では初めて。

 園児たちは縦1メートル、横5メートルの白い布5枚に、似顔絵や花、動物など思い思いの絵をフェルトペンで描いた。描き終えた布を保護者が縫い合わせて1枚にした。年長西郷凛愛(りあ)ちゃん(5)は「先生の笑顔や果物を書いた。もっと大きな絵になったらいいな」と笑顔だった。

 世界各地の青少年の絵をつなげる企画を展開するNPO法人「アース・アイデンティティ・プロジェクト」(東京)の主催。河原裕子会長(66)は「2020年の東京五輪までに日本中の子どもの絵を集めて巨大画を作り、世界平和を祈りたい」と話した。(滝尾明日香)

(2014年5月9日朝刊掲載)

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