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福島第1原発を鳥取知事視察へ 島根2号機対策

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)30キロ圏の鳥取県の平井伸治知事は15日、東京電力福島第1原発を初めて視察する。

 福島県庁で佐藤雄平知事と面談後、事故対応拠点のJヴィレッジで水素爆発など当時の状況、対策の説明を受け、バスから現場を視察する。対策拠点の免震重要棟内部にも入る。

 再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査を受けている島根原発2号機をめぐり、鳥取県は汚染水対策や住民説明の徹底を中電に要望している。平井知事は13日の会見で「県民の立場に立ち、具体的な知見を得たい」と述べた。

(2014年5月14日朝刊掲載)

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