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原発事故に備え意見交換 中国地方知事会の広域防災部会

 中国地方知事会の広域防災部会の初会合が13日、鳥取県庁(鳥取市)であり、中国電力島根原発(松江市)で事故があった際の情報共有などについて中国5県の担当者が意見交換した。

 5県の危機管理部局の局長らが参加した会合では、島根原発の事故に備え島根県からの緊急連絡網を作成することを確認した。また大規模災害時の支援・受援マニュアルを、夏ごろまでに完成させることで合意した。

 昨年11月、中国地方知事会は広域防災など八つのテーマについて、それぞれで部会を設置した。鳥取県が広域防災を担当していた。

 鳥取県危機管理局の城平守朗局長は「取り組み方針や、今後のスケジュールについて確認することができた。中国5県の連携を密にすることで、災害による被害の軽減につなげていきたい」と話した。

(2014年5月14日朝刊掲載)

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