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慰霊碑 デジタル地図に 爆心地周辺など 児童ら説明板撮影

■記者 新田葉子

 広島市中心部の被爆建物や慰霊碑を巡り、デジタル地図をつくるワークショップが1日、あった。小学生から大学生まで24人が、被爆前後の空撮写真を見ながら、爆心地周辺などを歩いた。

 碑などの地点を確認し、説明板の写真を撮影。原爆資料館で写真や解説を地図のソフトウエアに入力し、慰霊碑や建造物を分類して紹介できるデジタル地図に仕上げた。

 地理情報システム学会中国支部が2006年から開き、5回目。ノートルダム清心中1年寺山真由さん(13)は「被爆した石など普段は気付かない被爆の跡に驚いた」と話していた。

(2010年8月2日朝刊掲載)

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