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上関原発の免許 不許可申し入れ 共産県議団

 中国電力による上関町の上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長申請で、山口県が中電に6度目の補足説明を求めたのを受け、共産党県議会議員団の藤本一規団長たち4人が16日、県に免許を不許可にするよう申し入れた。

 藤本団長が、今回の判断は「原発ゼロを求める民意を無視し、自らの支持基盤である安倍政権の意向を最優先したもので容認できない」とする村岡嗣政知事宛ての申し入れ書を、県商工労働部の末永睦理事に手渡した。

 末永理事は「(国のエネルギー政策における上関原発の位置づけが)中電の説明は十分でなく、さらに確認が必要」とした。

(2014年5月17日朝刊掲載)

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