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原発審査の厳格化要請 規制庁事務所に市民団体

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の稼働に反対する市民団体「島根原発増設反対運動」は20日、原子力規制委員会が進める原発の新規制基準への適合性審査を厳格にするよう、松江市の原子力規制庁島根原子力規制事務所に申し入れた。

 代表の芦原康江松江市議たち7人が事務所を訪ね、甲斐英二副所長に要望書を提出した。要望書では、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)で進む審査の過程で、火山噴火のリスクが無視されていると抗議。島根原発の審査でも同様の「ずさんな審査」をしないよう求めた。

 甲斐副所長は「(規制委事務局の)規制庁に伝える」と応じた。

(2014年5月21日朝刊掲載)

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