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戦没者に恒久平和誓う 井原市追悼式 遺族320人が参列

 岡山県井原市は20日、戦没者追悼式を同市井原町の市民会館で開いた。遺族320人が、第2次世界大戦などで亡くなった市出身者2114人を悼み、恒久平和を誓った。

 滝本豊文市長が「今日の平和と繁栄は、戦争で心ならずも命を落とした尊き犠牲の上にある」と式辞を述べた。市遺族連合会の田辺隆則会長(70)は「戦争のない平和な社会を築く努力をすることが死没者の心に応える道だ」とあいさつした。

 遺族は「井原市戦没者之霊」と記された標柱の前に進み、それぞれ祭壇に白菊をささげて手を合わせた。(小川満久)

(2014年5月21日朝刊掲載)

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