40回目の交流会 活動へ決意新た 広島で「語り継ぐ会」
10年8月4日
■記者 林淳一郎
「ひろしまを語り継ぐ教師の会」は3日、広島市中区の鯉城会館で40回目となる交流会を開いた。
東広島市の天野昭文さん(82)は小網町(現中区)へ建物疎開に向かう途中、広島駅前で被爆し、顔などをやけどしたことを証言。その後、白血病を克服し教師の道を歩んだ半生を語った。
同じ中学に通った鳥越不二夫さん(79)=府中町=たちがそばで聞き入り、天野さんは「周囲の支えがあって今日まできた。人の心を壊す戦争はいけない」と力を込めた。
交流会は2001年に開始。今回が40回目。松島圭次郎会長(81)=佐伯区=は「今後も互いの体験を聞き、語り継ぐ力をはぐくみたい」と話していた。
(2010年8月4日朝刊掲載)
「ひろしまを語り継ぐ教師の会」は3日、広島市中区の鯉城会館で40回目となる交流会を開いた。
東広島市の天野昭文さん(82)は小網町(現中区)へ建物疎開に向かう途中、広島駅前で被爆し、顔などをやけどしたことを証言。その後、白血病を克服し教師の道を歩んだ半生を語った。
同じ中学に通った鳥越不二夫さん(79)=府中町=たちがそばで聞き入り、天野さんは「周囲の支えがあって今日まできた。人の心を壊す戦争はいけない」と力を込めた。
交流会は2001年に開始。今回が40回目。松島圭次郎会長(81)=佐伯区=は「今後も互いの体験を聞き、語り継ぐ力をはぐくみたい」と話していた。
(2010年8月4日朝刊掲載)