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岩国の愛宕山造成工事「着実に進める」 反対派文書に防衛局が回答

 中国四国防衛局は29日、山口県岩国市の愛宕山地域開発事業跡地で始まった米軍家族住宅と運動施設の整備をめぐり、住宅建設に反対する「愛宕山を守る市民連絡協議会」が提出した申し入れ文書に口頭で回答した。

 12日の申し入れでは、6月末を予定する実施設計が終わるまで造成工事に着手しないことなどを求めていたが、防衛局は関連工事を15日に開始した。

 防衛局は「施設整備は着実に進めていく」と回答。計画全体の説明会開催の要望には、「市と相談しながら対応する」と述べるにとどまった。

(2014年5月30日朝刊掲載)

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