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折り鶴灯籠「平和」描こう 三次市と三良坂美術館がコンテスト

 三次市と三良坂平和美術館(三良坂町)は、広島市中区の原爆の子の像にささげられた折り鶴の紙をちぎって灯籠のデザインに仕上げてもらう「平和の灯ろうコンテスト」を開く。8月上旬に三良坂平和公園(同町)である「平和のつどい」で表彰する。

 昨年に続き2回目。三次市は、広島市から受けた約4万2千羽の折り鶴を、三次市内のデイサービスセンターやケアハウスの計12カ所に配布。お年寄りが手先の運動も兼ねて折り鶴を1羽ずつ1枚の折り紙に戻した。

 縦27センチ、横80センチの用紙に、ちぎった折り紙を貼って平和を願う絵や文字にする。小学生、中学生、一般の3部門で3点ずつ表彰する。用紙と折り紙は市役所と支所、三良坂平和美術館、市内のコミュニティセンターにある。

 作品は6月29日までに市青少年女性センター(十日市東)内の市地域振興課ひとづくり係か三良坂平和美術館に、郵送するか持ち込む。全作品は7月3~13日に同美術館で展示する。同美術館Tel0824(44)3214。(重田広志)

(2014年5月31日朝刊掲載)

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