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原発事故時の支援 規制庁に要望 島根知事

 島根県の溝口善兵衛知事は2日、原子力規制庁を訪れ、池田克彦長官に原子力発電所の事故による住民の避難で国の支援などを求める提案・要望書を手渡した。

 提案・要望書には、原子力防災対策として、県境を越えるような避難が発生した場合の受け入れ自治体との調整▽避難所で必要となる資機材の確保―などを求めている。

 さらに、中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町)の安全性に責任の持てる厳格な適合性審査となるための適切な指導や、再稼働の際には県民や周辺自治体の理解を得るための十分な説明も盛り込んだ。

 溝口知事は五百川純寿県議会議長とともに池田長官に面会。提案・要望書を手渡した後は非公開だった。

(2014年6月3日朝刊掲載)

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