3号機審査申請は2号機の評価後に 島根原発で中電社長
14年6月4日
中国電力の苅田知英社長は3日、島根原子力発電所(松江市鹿島町)3号機の新規稼働に向け、原子力規制委員会に新規制基準への適合性審査を申請する時期について「2号機と3号機の断層は共通」と述べ、先行して規制委の審査を受けている2号機周辺の地層や地盤の評価がまとまった後になるとの考えを示した。
同原発で記者団に語った。苅田社長は、2号機が規制委の指摘で周辺断層を追加調査していることに触れ、「2号機の審査状況を勘案しながら(3号機も)申請したい。地元理解も必要で時期は明確にできない」と答えた。
中電は、2号機周辺の4断層の追加調査を8月末までに終え、規制委に報告する予定。3号機は建設工事がほぼ完了している。
(2014年6月4日朝刊掲載)
同原発で記者団に語った。苅田社長は、2号機が規制委の指摘で周辺断層を追加調査していることに触れ、「2号機の審査状況を勘案しながら(3号機も)申請したい。地元理解も必要で時期は明確にできない」と答えた。
中電は、2号機周辺の4断層の追加調査を8月末までに終え、規制委に報告する予定。3号機は建設工事がほぼ完了している。
(2014年6月4日朝刊掲載)