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広島発漫画 思い語り合う こうの史代・村上たかしさん 来月6日 比治山大が来場募る

 広島ゆかりの漫画家こうの史代さん(45)=広島市西区出身=と村上たかしさん(49)=東広島市=の公開対談が7月6日、広島市東区牛田新町の比治山大である。ともに短期大学部美術科の教員で、同大が同日あるオープンキャンパスに合わせて企画した。高校生を中心に来場を呼び掛けている。

 こうのさんは、原爆をテーマにした「夕凪(ゆうなぎ)の街 桜の国」の作者で、2012年、客員教授に就任。村上さんは昨年から非常勤講師を務めており、失業や孤独死など現代社会の影を描いた「星守る犬」などのヒット作がある。

 2人はデビューのきっかけや作品に込めた思い、漫画家の実生活などを話す予定。村上さんは「失敗や嫌な目に遭ったマイナスの経験が生きる」。こうのさんは「何を伝えたいのか、常に頭の隅で考え続けるよう助言したい」と話す。

 午後1時半~3時。無料。先着100人。美術科Tel082(229)8958。

(2014年6月4日朝刊掲載)

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