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「ヒロシマ」考える機会に 運営ボランティア募る 広島市が8月に「ピースキャンプ」

 広島市は、原爆の日に合わせて国内外から訪れる旅行者のため、8月4~7日に安佐南区の市立大運動場に設営する「ヒロシマピースキャンプ」の運営ボランティアを募っている。

 対象は高校生を除く18歳以上。今月は11日と25日の2回、7月は毎週水曜に中区の市まちづくり市民交流プラザに集まり、交流行事の企画を練る。キャンプ開設中だけ、行事や受付、外国語の通訳を手伝うのも可能。

 キャンプは、ホテルが混み合う8月6日前後に宿泊場所を提供しようと、市が2008年から始めた。13年は、4日間で国内と、インドやフランスなど海外6カ国の延べ67人が利用した。

 市市民活動推進課は「国内外の旅行者との交流を通じ、ヒロシマを考える機会にしてほしい」と呼び掛けている。市ホームページ(HP)の専用フォームや電話などで申し込む。同課Tel082(504)2677。

(2014年6月4日朝刊掲載)

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