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平和への祈り 手話で歌う 福山市立大生 ホロコースト記念館であす

 広島県福山市港町の市立大教育学部の学生15人が、同市御幸町のホロコースト記念館で7日にある平和イベント「アンネと出会おう」で、手話を交えた童謡を披露する。子どもたちに平和について考えてほしいと練習に励んでいる。

 2曲を歌う。このうち「せかいじゅうのこどもたちが」に手話を付ける。ナチスによる迫害の歴史を踏まえ、「違いを認め合おう」という思いを込める。

 もう1曲は、同学部の大庭三枝准教授(幼児教育・保育)が童謡を編曲し、平和を願う歌詞を付けた。2年三木雅子さん(19)は「子どもたちの平和への思いが芽生えてほしい」と話す。

 イベントはアンネ・フランクの誕生日(12日)を前に同館が企画。アンネの一生を描いた紙芝居の上演や「アンネの日記」の朗読もある。午後2時~3時半。無料。ホロコースト記念館Tel084(955)8001。(小林可奈)

(2014年6月6日朝刊掲載)

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