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集団的自衛権で市民ら抗議活動 島根県松江

 安倍晋三首相が閣議決定を目指す憲法9条の解釈変更による集団的自衛権の行使容認に抗議し、島根県内の20団体や市民でつくる県憲法会議(藤田達朗代表)が12日、松江市の松江駅前で街頭活動をした。

 市民約80人が参加。舟木健治代表委員は「解釈変更で行使を容認するのは、憲法をないがしろにしている。改憲派からも、おかしいという声が聞こえる」と訴えた。他の参加者も「アメリカの戦争に巻き込まれる」「集団的自衛権への国民の理解が進んでいないのにおかしい」などの声を上げた。

 続いて、行使容認を撤回するよう求めるアピール文を全員の賛成で採択。近く首相へ郵送する。

(2014年6月14日朝刊掲載)

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