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集団的自衛権 容認反対訴え 松江で市民団体

 市民団体「戦争させない!島根委員会」(杉谷肇共同代表)は13日、島根県松江市で、安倍晋三首相が進める憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する集会を開いた。

 約200人が参加。「政府がこれまで憲法違反としてきた『集団的自衛権』行使の合憲化を図ろうとしている」と指摘し、「憲法9条を空文化する政府への批判活動を強める」とするアピール文を採択した。

 集会後、参加者は市中心部約3キロをデモ行進し、「解釈改憲は許さない」などと訴えた。参加した出雲市斐川町の会社員平井雅さん(38)は「憲法解釈の変更という政府の横暴なやり方に危機感を覚える」と話していた。

(2014年6月15日朝刊掲載)

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