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平和都市広島PR オマーンで写真展 大使、市役所訪問し意向

 久枝譲治駐オマーン大使が16日、広島市役所で松井一実市長に、核兵器廃絶に向けた市の取り組みを紹介する写真展を、11月上旬にも首都マスカットで開きたい考えを伝えた。

 久枝大使は「平和都市広島をアピールし、交流を深めたい」と話し、市の協力を要請。松井市長は「資料を提供するので実現してほしい」と歓迎した。

 面会後、久枝大使は取材に「オマーンはイランの核問題の解決に努めている。広島の存在を伝えることは、中東の平和構築に向けた機運を盛り上げる上でも意味がある」と述べた。今後、開催方法や会場を詰めるという。

 久枝氏は東京であった会議に出席するため一時帰国し、広島市を訪れた。(田中美千子)

(2014年6月17日朝刊掲載)

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