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核廃絶に向け8月広島大会 原水禁など確認

 原水禁国民会議などの「被爆69周年原水爆禁止世界大会」の広島県実行委員会は17日、広島市西区の自治労会館で総会を開いた。広島市で8月4~6日に広島大会を開催。来春の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、核廃絶に向けた具体策を深めることを確認した。

 広島大会では、東北アジアの非核化▽原発に頼らないエネルギー政策の在り方―などをテーマに全体会議や分科会で議論を深める。5日は海外の専門家を招いた国際会議も市内である。

 世界大会は、福島第1原発事故が起きた2011年から4年続けて福島大会で開幕する。福島市で7月27日にあり、事故の現状や課題を討議。8月7~9日は長崎市で長崎大会を開く。

 一方、世界大会に合わせ、05~12年に原水禁、連合、KAKKIN(核禁会議)の3団体で主催してきた平和集会は、原発をめぐる路線の違いから、昨年同様に連合単独の主催で8月5日に開くことも県実行委事務局から報告された。

(2014年6月18日朝刊掲載)

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