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ボスニアの子 平和願う絵筆 広島市南区で作品展

 激しい民族紛争があったボスニア・ヘルツェゴビナの子どもが描いた絵の作品展が、広島市南区西荒神町の市留学生会館で開かれている=写真。外務省の国際協力60周年記念事業で、現地に「平和のシンボル」として桜を植樹している市民団体イピル・イピルの会(東京)が企画した。

 「平和への願い」をテーマに、7~15歳の子どもがB4判画用紙に描いた計26点を展示。桜の周りで遊ぶ子どもや仲むつまじいハトを描いた絵、「平和」の文字が入ったデザイン画などが並ぶ。

 同会の伊藤登志子代表(69)は「桜を楽しむゆとりのある、平和な世の中を願う気持ちを受け止めて」と来場を呼び掛けている。無料で25日まで。23日は休館。同館Tel082(568)5931。

(2014年6月19日朝刊掲載)

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