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祖母の体験 孫が講演 ユダヤ人大量虐殺から生還 あす福山

 福山市御幸町のホロコースト記念館で21日、ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を生き延びたユダヤ人女性の孫2人が、祖母の体験を語る講演会がある。

 2人は、米国に住むゴニ・ドブノブさん(20)、タムーズさん(19)の姉弟。祖母のハリーナさん(75)=イスラエル=は、ナチスが侵攻したポーランドで生まれ、生後半年ほどで両親が殺されたが、親類たちにかくまわれて生き延びたという。

 姉弟は現在、家族との旅行で日本に来ている。福山市にホロコーストの歴史を学ぶ記念館があるのを知り、「自分の言葉で伝えたい」と講演を申し出た。分かりやすい英語で語り、通訳も付く。午後1時から1時間の予定。無料。

 ホロコースト記念館Tel084(955)8001。(小林可奈)

(2014年6月20日朝刊掲載)

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