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米給油機移転 知事が説明 山口県議会開会

 山口県議会は25日、定例会を開会した。会期を7月11日までの17日間と決めた後、村岡嗣政知事が初めて編成を主導した2014年度一般会計補正予算案など20議案を上程した。

 村岡知事は議案説明で、KC130空中給油機15機を米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)から米海兵隊岩国基地(岩国市)へ移転させる計画を「沖縄に集中する基地負担を、全国で分かち合う第一歩だ」と強調した。

 その上で安倍晋三首相が24日、7月8日に移転が始まるとの日程を示したことに「県民の安全で平穏な生活を確保するため、経過やその後の状況を注視していく」と話した。

 補正予算案については「必要性が高く、直ちに取り組むべき事業を前倒しで盛り込んだ」と述べた。農林水産業の育成や観光振興の施策を説明し、早期に実施するとした。

 代表質問は30日、一般質問は7月1~4日にある。(村田拓也)

(2014年6月26日朝刊掲載)

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