原爆資料館見学「核廃絶へ一丸」 タジキスタン外相 広島市中区
14年6月30日
タジキスタンのシロジッディン・アスロフ外相が28日、広島市中区の原爆資料館を見学した。被爆の実態に触れ「核兵器廃絶に向け世界の国々と努力したい」と決意を語った。
志賀賢治館長の案内で館内を巡り、被爆直後の街を再現した模型や、やけどを負った人の写真、焦げた弁当箱の展示品に見入った。原爆の熱線温度の説明には、「2千度だったのですね」と驚きを交えて聞き返していた。
タジキスタンは中央アジア非核兵器地帯条約に調印した5カ国の一つ。外務省賓客として来日し、希望して初めて広島を訪れたアスロフ外相は「悲劇を二度と繰り返さないよう、世界が一丸となって取り組まなければいけない」と力を込めていた。(境信重)
(2014年6月29日朝刊掲載)
志賀賢治館長の案内で館内を巡り、被爆直後の街を再現した模型や、やけどを負った人の写真、焦げた弁当箱の展示品に見入った。原爆の熱線温度の説明には、「2千度だったのですね」と驚きを交えて聞き返していた。
タジキスタンは中央アジア非核兵器地帯条約に調印した5カ国の一つ。外務省賓客として来日し、希望して初めて広島を訪れたアスロフ外相は「悲劇を二度と繰り返さないよう、世界が一丸となって取り組まなければいけない」と力を込めていた。(境信重)
(2014年6月29日朝刊掲載)