ヒロシマの子 「誓い」胸に 広島市中区で20人 8・6式典へ文案考える
14年6月30日
広島市の小学6年生20人が28日、中区地域福祉センターに集まり、8月6日の平和記念式典で児童代表が読み上げる「平和への誓い」の文案を考えた。被爆者の壮絶な体験や核兵器廃絶の願いを世界に発信するため、ヒロシマの子どもたちならではの言葉を選び抜いた。(山本乃輔)
4班に分かれ、「被爆や戦争」「わたしたちにできること」などのテーマで約2時間かけて誓いに盛り込みたい文章を議論。班別にまとめ、「(被爆により)体も心も深く傷つけられた」「世界の人々と平和について話し合い、つながりたい」などと発表した。
誓いはことしで20回目。市内の小学6年が平和への思いをつづった作文1万940点を各校や市教委が審査し、この日集まった20人を選んだ。会議を踏まえて市教委が文章を仕上げ、代表の児童2人が式典で訴える。
安東小の川岸言織(ことおり)さん(11)=安佐南区=は「誰かを恨むのではなく、悲しみを伝え続ける」との文章を提案し、「ほかの人の意見を聞いて勉強になった。自分の表現が入ったらうれしい」と願っていた。
(2014年6月29日朝刊掲載)
4班に分かれ、「被爆や戦争」「わたしたちにできること」などのテーマで約2時間かけて誓いに盛り込みたい文章を議論。班別にまとめ、「(被爆により)体も心も深く傷つけられた」「世界の人々と平和について話し合い、つながりたい」などと発表した。
誓いはことしで20回目。市内の小学6年が平和への思いをつづった作文1万940点を各校や市教委が審査し、この日集まった20人を選んだ。会議を踏まえて市教委が文章を仕上げ、代表の児童2人が式典で訴える。
安東小の川岸言織(ことおり)さん(11)=安佐南区=は「誰かを恨むのではなく、悲しみを伝え続ける」との文章を提案し、「ほかの人の意見を聞いて勉強になった。自分の表現が入ったらうれしい」と願っていた。
(2014年6月29日朝刊掲載)