平和や愛 フラッグに込め 俳句・短歌・川柳300点 中区
10年8月17日
■記者 長久豪佑
終戦の日を前に、平和や愛に関する俳句や短歌、川柳を旗にして展示する「ピースフラッグ」が13日、広島市中区の基町クレドふれあい広場で始まった。買い物客が立ち止まり、風に揺れる約300の作品を読み込んでいた。
文芸誌などを発行する東京の出版社が主催。雑誌に寄せられた作品のうち、終戦や原爆、家族愛がテーマの作品を選んだ。食べ物がなかった戦時中に思いをはせた俳句「一粒も 残さず食べて 終戦日」などの作品が縦約3メートル、幅約30センチの旗にプリントされている。
呉市の主婦栗林明子さん(44)は「短い文章に込められた思いが心を打ちます」と見入っていた。15日まで。
(2010年8月14日朝刊掲載)
終戦の日を前に、平和や愛に関する俳句や短歌、川柳を旗にして展示する「ピースフラッグ」が13日、広島市中区の基町クレドふれあい広場で始まった。買い物客が立ち止まり、風に揺れる約300の作品を読み込んでいた。
文芸誌などを発行する東京の出版社が主催。雑誌に寄せられた作品のうち、終戦や原爆、家族愛がテーマの作品を選んだ。食べ物がなかった戦時中に思いをはせた俳句「一粒も 残さず食べて 終戦日」などの作品が縦約3メートル、幅約30センチの旗にプリントされている。
呉市の主婦栗林明子さん(44)は「短い文章に込められた思いが心を打ちます」と見入っていた。15日まで。
(2010年8月14日朝刊掲載)