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島根原発廃炉を島根県に申し入れ 東京の僧侶ら

 脱原発を訴える「命の行進」を続けている日本山妙法寺(東京)の僧侶や支援者たち7人が6月30日、島根県庁を訪れ、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の廃炉を申し入れた。

 申し入れ書は「原発は百パーセント安全ではないと誰もが認め、事故が起これば先人が残した島根の森や海を破壊する」と、同原発の廃炉を求めている。この日、同市にも同様の申し入れをした。

 同寺は3月に行進を始め、東日本大震災の被災地や原発立地県を巡っている。2日には島根原発周辺で断食の座り込みを予定。愛媛、山口両県を訪れた後、8月6日に広島市での平和記念式典に参列する。

(2014年7月2日朝刊掲載)

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