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　広島市安佐南区の安田女子大は２日、姉妹校提携している米カリフォルニア州立大サンバナディノ校のトーマス・モラレス学長を招き、「グローバル人材の養成」と題した講演会を開いた。教職員約１００人が聴講した。

　モラレス学長は「グローバル化が急速に進み、今後はビジネスも国際化する。異国の文化や知識を持つ学生の育成が必要」と指摘。異国文化の理解や国際市場について学ぶ長期留学制度が世界中で広がっていることなどを紹介した。

　両校は１９９０年７月に姉妹校提携した。安田女子大は昨年度から、英語英米文学科の２年生全員をサンバナディノ校に半年間、留学させている。（河合佑樹）

（２０１４年７月３日朝刊掲載）