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100羽の鶴折る速さ 54分30秒 世界記録更新 

■記者 新田葉子

 オランダ人アーティストのマナ・オリさん(40)が18日、旧広島市民球場の折り鶴体験室(広島市中区)で、100羽の鶴をいかに速く折るかの世界記録に挑んだ。15センチ四方の白い紙を使い54分30秒で完成。2007年のオーストラリアでの記録1時間14分25秒を約20分更新した。ギネス世界記録に申請するという。

 マナさんは2006年にオランダを訪れた秋葉忠利広島市長に1枚の紙で折った千羽鶴作品を手渡した縁で、今月初めて広島を訪問。平和記念式典にも参列した。「折り鶴を通して平和を考え、いつかこの記録を破ってほしい」と喜んでいた。

 またこの日、広島経済大(安佐南区)の学生や職員計9人とともに、1時間44分余りで千羽を折り上げた。この記録も申請する。

(29010年8月19日朝刊掲載)

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