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外国人の被爆考える 中区で9ヵ国 120人意見交換

■記者 馬上稔子

 広島で被爆した外国人について考えるワークショップが17日夜、広島市中区のアステールプラザであった。日本YWCA主催。韓国やマレーシアなど8カ国から広島市を訪れ、原爆投下について学んでいる外国人と日本人計約120人が参加した。

 9~10人ずつのグループに分かれ、母国での原爆投下のとらえ方や、韓国人被爆者たちから聞いた体験などについて意見を交換。通訳を交えながら英語などで、平和のためにできることを話し合った。

 韓国から参加した大学4年ナム・イェシルさん(22)は「国境を超えた同世代と平和への思いを共有できてうれしい。母国で友人たちに伝えたい」と話していた。

(2010年8月19日朝刊掲載)

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