原爆体験集 第48集発行 新日本婦人の会
14年7月4日
新日本婦人の会県本部(広島市東区)は、被爆体験記集「木の葉のように焼かれて」第48集=写真=を発行した。12人の手記や聞き書きを掲載している。
22歳で陸軍共済病院(現県立広島病院、南区)の看護師だった女性は患者の手当てに走り回った経験を回顧。学徒動員中に負傷した学生に「こんな姿をお母さんや先生に見せたくないから、死んでもいいんです」と打ち明けられ、ともに泣いた記憶を記した。
17歳の時に広島駅で被爆した男性は、内部被曝(ひばく)について「いつ影響が出るか分からないので恐ろしい」とつづる。
体験記集は1964年に創刊し、ほぼ毎年発行している。B5判、66ページ。500円。県本部Tel082(263)0402。
(2014年7月4日朝刊掲載)
22歳で陸軍共済病院(現県立広島病院、南区)の看護師だった女性は患者の手当てに走り回った経験を回顧。学徒動員中に負傷した学生に「こんな姿をお母さんや先生に見せたくないから、死んでもいいんです」と打ち明けられ、ともに泣いた記憶を記した。
17歳の時に広島駅で被爆した男性は、内部被曝(ひばく)について「いつ影響が出るか分からないので恐ろしい」とつづる。
体験記集は1964年に創刊し、ほぼ毎年発行している。B5判、66ページ。500円。県本部Tel082(263)0402。
(2014年7月4日朝刊掲載)