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集団的自衛権に町議会は反対を 広島県安芸太田の女性ら要望

 広島県安芸太田町の主婦たち女性10人が4日、憲法の解釈変更による集団的自衛権の行使容認について、反対を表明するよう町議会に要望した。

 うち5人が町議会事務局を訪れ、横畠英男事務局長に要望書を手渡した。「解釈変更は憲法9条をなきものにする。暴挙を黙って見過ごすことはできない」とし、集団的自衛権の行使容認に反対の決議をするよう求めた。30~60歳代の女性たちは「戦争につながりかねない」「子や孫を戦場に行かせたくない」などと訴えた。

 町議会は要望書を陳情として受理し、9月開会の定例会で審議する見通し。同町土居の大江厚子さん(58)は「早急に決議してもらえるよう議員にも働き掛けたい」と話した。

(2014年7月5日朝刊掲載)

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