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マグサイサイ賞授賞式 広島市長 出席へ

■記者 金崎由美

 広島市の秋葉忠利市長は25日から8日間、「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞の授賞式に出席するため、マニラへ出張する。授賞式は31日にある。

 ラモン・マグサイサイ賞財団は「核戦争の危機がない世界の創造に向けた世界的なキャンペーンで知られる指導者」などと秋葉市長を評価した。市長は現地に滞在中、自治体の会合に出席し、自身が会長を務める平和市長会議への加盟を要請。講演会でスピーチもする。旅費は財団が負担する。

 同賞は、フィリピンの第3代大統領にちなみ、国家建設や社会活動に貢献した個人と団体に与えられる。1958年が第1回。日本では元東京芸術大学長の故平山郁夫氏たち23人が選ばれている。

 一方、市は27~29日の日程で姉妹都市の韓国・大邱(テグ)市へ代表団を派遣する。秋葉市長も28日から「姉妹都市の日」記念式に出席する予定だったが、代理で豊田麻子副市長が訪問する。

(2010年8月24日朝刊掲載)

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