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海江田代表に反対の要望書 集団的自衛権容認 松江で民主島根県連

 民主党の海江田万里代表が6日、島根県内を訪れ、松江市内のホテルで民主党県連の幹部10人と意見交換した。和田章一郎県連代表は、政府が閣議決定で集団的自衛権行使を容認したのを受け、海江田代表に、解釈改憲に反対し挙党一致の対応を求める要望書を提出した。

 和田代表は「政府が暴走している。野党第1党として断じて許してはいけない」と強調。閣議決定の取り消しを求める行動▽今後の政府の関連法案提出に毅然(きぜん)と対応▽集団的自衛権の行使容認についての危険性を国民に分かりやすく説明―などを求める要望書を手渡した。

 海江田代表は「閣議決定で憲法解釈を百八十度変えることは容認できない。挙党一致体制で臨み、さらなる努力をしたい」と答えた。

(2014年7月8日朝刊掲載)

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