ニュース

　１９４５年８月８日の福山空襲をテーマにした歌や紙芝居などを披露する「平和の集いとコンサート」が１９日、福山市丸之内の市人権平和資料館である。市民有志が練習に励んでいる。

　８人が出演。炎の中を母と幼い子が逃げる様子を描いた「母と子の八月八日」など４曲を歌ったり、空襲を題材にした紙芝居や手記の読み語りをしたりする。また、福山空襲を体験した１人が証言する。

　出演する同市芦田町の会社経営江草修さん（６５）は「無差別に市民を殺す空襲の悲惨さを伝えたい」と意気込む。午後３時～４時半。無料。同資料館Ｔｅｌ０８４（９２４）６７８９。（小林可奈）

（２０１４年７月９日朝刊掲載）