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海自の護衛艦 一般公開 周南の埠頭 海上パレードも

 山口県周南市晴海町の晴海埠頭(ふとう)で12日、海上自衛隊の護衛艦あぶくまが一般公開され、家族連れたちが乗員の案内で艦内を見学した。付近の海では、徳山海上保安部や県、企業などの船による海上パレードもあった。

 同市などでつくる徳山下松新南陽港区「海の日協賛会」が主催。あぶくまは呉市の呉基地が母港で、全長109メートル、基準排水量2千トン。東日本大震災の災害派遣などで活動している。歓迎行事には約150人が出席。艦長の土屋剛2等海佐は「洋上での任務は目に触れにくい。乗員と話して活動をご理解いただきたい」とあいさつした。

 操舵(そうだ)やレーダー、速射砲などの装備を公開。艦内で連絡を取り合うための伝声管の実演もあった。下松市の公集小2年山根楓馬君(7)は「近くで見ると、大きくてすごい迫力」と船体を写真に収めていた。あぶくまは13日も午後1時~3時半に一般公開される。(桑田勇樹)

(2014年7月13日朝刊掲載)

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