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核兵器禁止条約へ3万人署名届ける 岡山の生協、広島市に

 生活協同組合おかやまコープ(岡山市北区)は15日、核兵器禁止条約の交渉開始を各国に求める3万930人分の署名を、平和首長会議会長の松井一実広島市長に市役所で提出した。来春に米ニューヨークの国連本部へ届けられる。

 同会議の呼び掛けに応じ、昨年7月から5月まで、平和関連の学習会や組合員の家族を通して賛同を募った。平田昌三理事長たち10人が「隣県の市民として少しでも活動を後押ししたい」と松井市長に署名の目録を手渡した。松井市長は「核兵器廃絶を願う多くの声を届ける」と喜んだ。

 平和首長会議は2020年までの核兵器廃絶を目指す過程で、15年までの核兵器禁止条約の締結を掲げている。10年に署名を呼び掛け始め、これまでに約97万人分が寄せられた。

(2014年7月16日朝刊掲載)

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