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日本画家 故高増径草さん 被爆初期の広島をスケッチ 遺族が原爆資料館に18点すべてを寄贈

■編集委員 西本雅実

 原爆で壊滅した広島の惨状を1カ月後に描いた日本画家高増径草さん(本名啓蔵、1985年に84歳で死去)の原画18点が11日、遺族から市の原爆資料館に贈られた。45年9月9日に描き、残留放射能の有無を調べるため前日に広島入りした米マンハッタン管区調査団が撮った写真にスケッチする姿が収められている最も初期の「原爆の絵」だ。

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