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反核の火 走り継いだ 1313人リレー、広島の平和公園にゴール

 核兵器廃絶を訴えて県内23市町をめぐる「反核平和の火リレー」の最終走者が18日、ゴールの広島市中区の平和記念公園に到着した。17日間で813区間914・3キロを、小学生から70歳代まで1313人が走りつないだ。

 午後6時、トーチを掲げた最終走者8人が原爆慰霊碑前に到着。被爆者たち50人が出迎え、全員で慰霊碑に向かって黙とうした。

 最終走者の一人、被爆者の林平明さん(74)=東区=は「核廃絶へ一人一人声を上げてほしい」と願った。

 労働組合などでつくる実行委員会主催。6月26日に公園内の「平和の灯」から採火して出発し、月-金曜に取り組んだ。(西村萌)

(2014年7月19日朝刊掲載)

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