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集団的自衛権反対など訴え 広島弁護士会

 広島弁護士会の弁護士11人が18日朝、広島市中区の紙屋町交差点周辺で、集団的自衛権の行使容認への反対と特定秘密保護法の廃止を通行人に訴えた。

 同会平和・憲法問題対策委員会の池上忍委員長が拡声器で「集団的自衛権の行使を容認すれば、自衛のためと言って戦争が始まる恐れがある」とアピール。通勤中の人たちにチラシを配布し、集団的自衛権をテーマに8月30日に中区で開く勉強会への参加も呼び掛けた。特定秘密保護法の廃止を求める署名集めもした。

 チラシを受け取った中区の主婦岡千代子さん(83)は「戦争を体験した一人として、戦争に巻き込まれる可能性がある集団的自衛権の行使容認は認められない」と話していた。

(2014年7月19日朝刊掲載)

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