×

ニュース

「集団的自衛権」反対 家族連れパレード 広島市中心部で100人

 集団的自衛権の行使容認に反対する家族連れたち約100人が19日、広島市中心部を行進した。広く参加しやすい「パレード」の形で反対をアピールしようと、県内の女性5人が交流サイトのフェイスブックなどで呼び掛けた。

 参加者は「すべての武器を花に」と書かれた横断幕を掲げ、花や楽器を手に原爆ドーム前や本通り商店街など約2キロを歩いた。家族4人で参加した福山市の主婦片山芳恵さん(34)は「デモ行進は初めてだけど自然体で歩けた」と話していた。

 主催者の一人、府中町の会社員弓場則子さん(41)は「武器を持たせるために子どもを育てているのではない。母親の目線で声を上げなければ」と訴えていた。(山本洋子)

(2014年7月20日朝刊掲載)

年別アーカイブ