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イスラム教指導者 原爆資料館を見学

■記者 新田葉子

 イラン、パレスチナ自治区など4カ国・地域のイスラム教指導者たち9人が18日、広島市中区の原爆資料館を見学した。

 指導者たちは被爆資料一点一点に足を止めながら資料館を回り、被害の大きさを感じ取っていた。イスラム教スンニ派の最高権威機関とされるアズハル大(エジプト)のムハンマド・アブドゥルファディール・アル・コースィー前副学長は「二度とあってはいけない。世界中の人々が見るべきだ」と話していた。

 一行は、20日から京都、奈良の両市で開かれる世界宗教者平和会議に先立ち、広島を訪れた。

(2010年9月19日朝刊掲載)

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