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合唱や講演 平和考えた広島市中区で集い

 「広島市民平和の集い」が22日、広島市中区の広島国際会議場であった。被爆者や小学生など約230人が集い、平和について考えた。

 口田小(安佐北区)の6年生、藤田彩香さん(12)と水愛実さん(11)の2人が「戦争をおこさない国にしたい」などと「平和宣言」を発表。6年生89人全員で、平和を願う曲「折り鶴」を合唱した。被爆者による講演などもあった。

 集いは、NPO法人HPS国際ボランティア(西区)が、平和学習本「原爆ドームは語る」の出版を記念して開催。発足10周年を迎え佐藤広枝理事長(76)は「ヒロシマのメッセージが世界に届くように、今後は被爆証言を英訳した朗読CDの製作にも力を入れたい」と話している。(馬場洋太)

(2014年7月23日朝刊掲載)

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