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インド空軍トップ 原爆資料館を見学

■記者 金崎由美

 インド空軍のプラディープ・ナイク参謀総長は29日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学した。核兵器保有国の軍トップが資料館を公式訪問するのは初めて。航空自衛隊との交流で26日~10月1日の日程で来日している。

 ナイク氏は空軍関係者たちとともに、前田耕一郎館長の案内で館内を巡り、被爆で廃虚となった市街地のパノラマ模型などに見入った。原爆慰霊碑にも献花した。ナイク氏は「展示に心を揺さぶられた。廃虚から復興した美しい都市にも感心した」と話していた。

(2010年9月30日朝刊掲載)

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