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外相経験者ら核廃絶を探る 広島で3・4日 円卓会議

 アジア太平洋地域5カ国の外相経験者や研究者たちが、被爆地広島で核兵器廃絶の道筋を探る円卓会議「ひろしまラウンドテーブル」が8月3、4の両日、広島市南区のホテルである。「国際平和拠点ひろしま構想」を掲げる広島県の主催。

 元外相は、オーストラリアのギャレス・エバンス、韓国の韓昇洲(ハンスンジュ)、日本の川口順子の3氏。北朝鮮が核実験を繰り返し、中国が軍備拡大を進める中、核兵器に頼らない東アジアの安全保障体制をどう築くかを議論する。湯崎英彦広島県知事や東京大の藤原帰一教授(国際政治論)、中国のシンクタンク研究者たちも加わり、2日間にわたって非公開で話し合う。

 湯崎知事や藤原教授たち6人が議論の成果を報告するシンポジウムが4日午後3時15分~5時、広島市中区の広島国際会議場である。無料。予約が必要。県平和推進プロジェクト・チームTel082(513)2368。

(2014年7月31日朝刊掲載)

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