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　放射線影響研究所（放影研、広島市南区比治山公園）は５、６の両日、所内を一般公開する。パネル展示や講演などで研究内容を紹介する。

　展示は、低線量被曝（ひばく）の健康への影響がテーマ。被爆者や被爆２世への調査結果などを紹介し、研究員が質問に応じる。体験コーナーでは、顕微鏡で染色体を観察したり、正常な組織とがん組織を見比べたりできる。

　講演は両日とも午後１時半から。児玉喜明遺伝学部長たちが「放射線ってなあに？」「放射線被ばくと染色体異常」と題して話す。午後３時から、ジェフリー・ハート広報出版室長が、科学分野で自然な英語に翻訳するためのこつを話す。

　両日とも午前９時～午後４時。無料。実行委員会Ｔｅｌ０８２（２６１）３１３１。

（２０１４年８月１日朝刊掲載）