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被爆ピアノと市民の歌声 安芸高田市八千代できょう演奏会 ポスター展も

 安芸高田市八千代町の八千代文化施設フォルテで1日午後1時半から、被爆ピアノを奏で、地元の小中学生たちが合唱する平和コンサートが開かれる。原爆による広島、長崎の被害などを伝えるポスター展も開かれている。いずれも無料。

 コンサートでは、被爆ピアノの修復に取り組む調律師矢川光則さん(62)=広島市安佐南区=が講演。被爆ピアノを題材にした詩の朗読や演奏の後、八千代中の全生徒、刈田小と根野小の合同チーム、市民グループがそれぞれ合唱する。

 一般公募で選ばれた安芸高田市民6人と3組が被爆ピアノを使って、5分間ずつ映画音楽などを演奏する。

 ポスター展は、原爆資料館(中区)から貸し出しを受けたA1判30枚を掲げている。被爆直後の広島、長崎の写真や、被爆者の絵などを通じて、平和の尊さを訴えている。

 ポスター展は3日まで。フォルテTel0826(52)2323。(瀬良友和)

(2014年8月1日朝刊掲載)

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