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　安倍晋三首相は、６日にある広島市の平和記念式典と、９日にある長崎市の平和祈念式典にそれぞれ出席する。菅義偉官房長官が１日の記者会見で発表した。昨年に続く参列で、第１次政権の２００７年を含めて３度目。

　広島の被爆者７団体は、６日にある「被爆者代表から要望を聞く会」で安倍首相に対し、集団的自衛権の行使を可能とした閣議決定に反対する意見を伝える方針。被爆地の批判や懸念について、菅氏は「（首相は）抑止力を高め、国の安全と国民の生命と平和な暮らしを守ると説明されるだろう」と述べた。

　安倍首相は５日に広島市入り。６日の平和記念式典であいさつし、その後、「要望を聞く会」や記者会見などに臨む予定でいる。（城戸収）

（２０１４年８月２日朝刊掲載）